偉大なる精油

少し大げさな題をつけましたが、本当に様々な素晴らしい要素を持っています。

各精油には、数多くの成分が含まれています

 このいくつもの成分が相互作用して、効果を発揮します。
成分が組み合わさっている方が、ひとつの成分を取り出したものより効果が高く、広範囲に使用することができます。
また、ひとつの成分だけを取り出したものよりも穏やかに作用します。
 つまり、精油の成分の中には、医薬品と同じ働きをするものや、原料とされているものもありますが、植物のある有効成分だけを取り出した医薬品よりも、天然のままの精油を使用する方が相互作用による様々な効果が得られ、また副作用も少ないと言えます。

 従って、アロマテラピーは、薬によって特定の病気だけを治そうとする従来の医療とは異なり、病状によって決まった効果があるだけでなく、病人を元気づけて強くし、免疫力を高め、抵抗力をつけ、回復への後押しをもしてくれるのです
(ただ、効果には個人差がありますので、精油を選ぶ時に、特徴と効果を理解することが必要です。)

精油は、人が本来持っていたもの(健康な心と身体と精神)を取り戻すのに必要

 前項で出てきた、交感神経や副交感神経が乱れると、身体にいろいろな障害がおこります。
また、神経系や各内分泌器官は、ホルモンの分泌を調整して、適量になるよう制御されていますが、これが乱れると病気になります。
これらを引き起こす大きな要因として、ストレスがあります。
現代は、目に見えない原因による心身症や生活習慣病が多くみられますが、これらは人間が元々持っている健康でいる為の仕組みを、ストレスや長期の生活習慣の乱れなどにより壊した結果です。

 嗅覚刺激は、心と身体に大きく影響します。
植物の生命エネルギーそのものであり、様々な薬理成分をもつ精油を、芳香療法
(アロマテラピー)で体内に取り込み、人間が本来持っている自然治癒力や免疫力を高めることは、ストレスによる自律神経の失調や、アレルギー疾患などの改善に効果があると考えられています。

神聖なる精油

 その昔、まだアロマテラピーという言葉がなかった頃から、香りは様々な分野で世界中で使われてきました。
アロマテラピーは、薬草学などの植物療法とともに最古の医療形態のひとつに数えることができます。
 古代の人々は、病気の原因は肉体面と精神面の両方にあると考え、治療薬を選ぶ基準は、身体の症状だけでなく、宗教的な行為にも関連していました。
 そして、神々との関わりは、隣人との関わりと同じように大切なものでした。
その神への捧げ物として、香りはとりわけ重要視されました。
芳香物質には、物質的なもの(樹脂など)と、無形のもの(香り)の両方が含まれる為、目に見えるものと目に見えないもの、つまり、物質世界(人間)と精神世界(神)を繋ぐものとして使われたようです。
聖書やギリシャ神話の中にも多くの精油(ハーブ)が登場しています。
 成分が分析され、薬理作用などが解明された今でも、精油にはどこか神秘的なものを感じますね。

 精油は、生命そのものを象徴する「気」に直接大きな影響を及ぼし、人間全体、心と身体と精神を、ひとつとしてないがしろにすることなく癒すと考えられています。
また、すべての精油は、浄化作用があり、病気の原因になりうる毒素や代謝されずに残留しているものを組織から取り除くと言われています。
 精油には、目に見えない、化学では証明できない不思議な力もあるようです。

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